加圧&整体用語集

あ行

【アイシング】

氷や水などを用いて怪我や負傷、疲労した身体の箇所を冷やすことをいう。ダメージ軽減の目的で行われる処置法。

【アイソメトリックス・トレーニング】

筋肉の長さを変えないで張力を発揮する収縮トレーニング方法で 大胸筋、三角筋、背筋等を鍛えるトレーニングをいう。

【アウターマッスル】

筋肉には表面に近い筋肉と体の内部にある筋肉があり、身体の表面にある筋肉を「表層筋群(アウターマッスル)」という。
アウターマッスルは大きな力を出す働きがある。

【アジリティ・トレーニング】

敏捷性を養うトレーニング方法であらゆるスポーツにおいて、基礎体力向上トレーニングとして用いられる。
ラダーと呼ばれる縄梯子を使ったり、反復横跳び等である。

【アドレナリン】

副腎髄質から分泌されるモルモンの一種で脳や脳神経系における神経伝達物質である。
心拍数や血圧を上げたり、血管の拡張により筋力を一時的に増大させたり、瞳孔を開き、ブドウ糖の血中濃度を上げて興奮状態にする作用がある。

【アナボリック】

プロテインやアミノ酸などの栄養を取りこんで身体の筋肉や体内組織を同化(合成)することをいう。

【アネロビクス】

スポーツをするにあたって、人間が用いるエネルギーには「有酸素エネルギー」と「無酸素エネルギー」があり、競技系に見られる激しい運動になると両方のエネルギーが使われる。このような状態を「アネロビクス」と呼んでいる。

【アブドミナル】

トレーニング用語で腹筋運動のこと。

【アライメント】

ここでは、骨や関節との並びをいう。個々のアライメントがしっかりしていないと、わずかな障害でも後に異常をきたす恐れがある。インナーマッスルを鍛えることによって改善される事もあると言われている。

【アンチエイジング】

加齢に伴う症状の予防と治癒のこと。老化防止。抗加齢。抗老化等。

「い」からはじまる加圧用語

【イオン】

電荷を持つ原子、または分子のこと。電気的に中性の状態の原子や分子が、1個または複数の電子を失うか取り込んで生じる。電子を失って正電荷を帯びたものをプラスイオン、取り込んで負電荷を帯びたものをマイナスイオン、電子の授受を経てイオンになることをイオン化または電離という。

【インターバル】

「合間」「間隔」といった意味からトレーニングやスポーツを行う際には休憩時間のことを指す。有酸素系トレーニング中にあえて強度を落とす時間帯のこともインターバルという。

【インナーマッスル】

身体の深部にある比較的小さな筋肉。関節を保護し安定させる役割を担う。体の深部にある事が多いのでインナー(内側の)筋肉と呼ばれる。大腰筋・腸骨筋などの深層筋の総称。筋力トレーニングで鍛える大きな筋肉(アウターマッスル)とのインナーマッスルのバランスを取る事が重要とされる。

「か」からはじまる加圧用語

【可動域】

関節を曲げ伸ばしする時の動作範囲のこと。ストレッチはこの可動域を広げ、柔軟性を高めるために行う。

【カロリー】

1.熱量の単位のこと。ラテン語のcalor(熱)に由来している。1気圧のもとで、純水1gの温度を14.5℃から15.5℃まで1℃上げるのに要する熱量。

2.栄養学で使われた熱量の単位のこと。人が1日の日常生活を営むのに必要な熱量は、成人1人あたり平均2300~2400Caといわれている。(現在は、kcalを使うのが一般的)

「き」からはじまる加圧用語

【基礎代謝】

生命維持のために1日に最小限必要な代謝のこと。安静時で一定時間に消費するエネルギーを測定し,これを基礎代謝量という。
性別,年齢などによって異なる。日本人では,成年1日の基礎代謝量は1200~1400kcalで,一般的に女性は男性よりやや低い。

「く」からはじまる加圧用語

【クールダウン】

比較的激しい運動の後に行う整理運動のこと。ゆったりと有酸素運動を行うことによって血行を促進し、疲労物質を除去する効果がある。運動のレベルを徐々に落としていくことによって、血圧や神経の興奮を無理の無いペースで通常の状態に戻すため、心臓などへの負担を軽減する上でも重要とされている。

「こ」からはじまる加圧用語

【骨粗鬆症(骨粗しょう症)】

骨の密度が下がり、すかすかになる状態のこと。
人間の骨は古い骨を溶かし破壊する「骨の吸収」と、新しい骨を作る「骨の形成」のサイクルを繰り返し、常に骨が再構築されている。このバランスは、ホルモン・ビタミン D・カルシウム・機械的刺激などにより維持され、この代謝バランスが崩れると、骨密度や骨量が減少し骨粗鬆症になる。

「し」からはじまる加圧用語

【靭帯】

関節を連結させている強力な結合組織のこと。伸縮性のある組織だが、可動域を越えて関節が屈曲したり伸展したりすると靭帯を痛めることがある。

「す」からはじまる加圧用語

【ストレッチ】

筋肉を伸ばす運動のこと。準備運動や整理運動として行うことが多い。「ストレッチング」、「ストレッチ体操」、「ストレッチ運動」ともいう。

【スタンダードグリップ】

バーベルシャフトなどを握る際の手の幅のこと。肩幅を目安にした握り方。スタンダードグリップより広く握ることをワイドグリップという。

【スタンダードスタンス】

トレーニング時の立ち方で、肩幅を目安とした幅のことをいう。広めの立ち方をワイドスタンスという。

「せ」からはじまる加圧用語

【成長ホルモン】

GH,ソマトトロピン(STHと略記)とも。脳下垂体前葉ホルモンの一種で,細胞膜のアミノ酸通過を刺激するなどタンパク質合成を直接・間接に支配し成長促進に働く。成長ホルモンそのものの分泌は抑制因子(ソマトスタチン)と促進因子によって調節される。脊椎動物の脳下垂体前葉の好酸性細胞から分泌されるホルモンの一つ。分泌は視床下部の支配を受け,抑制因子ソマトスタチンsomatostatin(GIF,GIHまたはSRIFと略記)と促進因子(GRFまたはGRHと略記)によって調節される。このホルモンは硬骨魚類から哺乳類に至るまで1本鎖の単純タンパク質で,S-S結合をもつ。アミノ酸残基の総数は約190で,ヒト,ヒツジ,ウマ,ウシでは一次構造がわかっている。

「た」からはじまる加圧用語

【体幹】

体の主要部分。胴体のこと。また、その筋肉。
バランス感覚をつけるためにも、トレーニングでは特に体幹を鍛えることが重要とされている。

【体脂肪率】

体の組織に占める脂肪の割合のこと。男性は15%程度、女性は20%程度が理想値と言われている。

「ち」からはじまる加圧用語

【中間筋】

速筋(白筋)と遅筋(赤筋)の中間の性質を持つ筋肉のこと。医学的には速筋に近い構造だが、遅筋のような有酸素代謝能力も持ち合わせているという特徴がある。

「つ」からはじまる加圧用語

【ツボ療法】

ツボ療法とは、東洋で生まれた伝統的な東洋医学の治療法のひとつです。東洋医学において、人が生きるために必要な要素は、「気・血・水」だと考えられています。
「気」は人が持つエネルギー、「血」は血液、「水」は体液全般を意味しています。
これらが過不足なくスムーズに流れていることが健康な状態だと考えられています。
「気」は体内に巡らされた「経絡(けいらく)」と呼ばれる道を通ります。この経絡にはところどころ穴のような気の出入り口があり、身体の内外で気のやりとりを行っています。この出入り口が「ツボ」または「経穴(けいけつ)」と呼ばれています。
人によって気はとても大事なものであり、気が不足すると体の機能低下や不調に繋がります。また、気の流れがとどこおると、痛みや不調になり経絡に影響をあたえ、不調や痛みとして経絡上にあるツボ(経穴)に反応として現れるといわれています。
このような状況の時にツボに適度な刺激を与えることで、痛みや不調が改善されていくと考えられています。

「な」からはじまる加圧用語

【内臓脂肪】

皮下脂肪と違い腹腔内に存在する脂肪で、主に消化器官のまわり(腸間膜)に付く脂肪のこと。風船のようにお腹がせり出している肥満は、内臓脂肪の蓄積による可能性が高い。内臓脂肪が過剰に蓄積されると、この脂肪細胞から生活習慣病を進行させる原因物質の分泌が増加されるため生活習慣病を発症する危険性が高くなる。

【内転筋】

太もも内側にある筋肉のこと。股関節の開閉や骨盤・股関節の位置を正常に保つ役割をする非常に重要な筋肉。 この部分が弱ると姿勢制御にも影響する。

「に」からはじまる加圧用語

【乳酸】

動物体内に存在し、解糖の最終生成物。筋肉の運動によっても生じ,筋肉中に蓄積されると疲労の原因となる。その大半は肝臓に運ばれてグルコースへと再変換される.乳酸菌の生産する乳酸は乳酸飲料として利用される。

「ひ」からはじまる加圧用語

【必須アミノ酸】

動物の成長や生命維持に必要であるが、体内で合成されないため、食物から摂取しなければならないアミノ酸のこと。人間の場合、成人ではリシン(リジン)・トリプトファン・イソロイシン・ロイシン・メチオニン・フェニルアラニン・トレオニン(スレオニン)・バリンの8種。幼児では、合成の少ないヒスチジンも必須アミノ酸に加えられる。不可欠アミノ酸ともいう。独立栄養生物である植物や細菌類では,みずから必要なアミノ酸のすべてを生合成できる。ネズミの詳しい成長実験では,次の10種の必須アミノ酸が確認されている。バリン,ロイシン,イソロイシン,トレオニン,フェニルアラニン,トリプトファン,メチオニン,リシン,ヒスチジン,アルギニンである。

【疲労物質】

無酸素運動などにより、筋肉がグリコーゲンを分解した際に発生する乳酸などのこと。正確には乳酸が解離して発生する水素イオンが筋肉に蓄積されて疲労を招く。

「ふ」からはじまる加圧用語

【フリーウェイト】

ダンベルやバーベルなどを使う筋力トレーニングの総称。

【プロテイン】

「タンパク質」のこと。食品から抽出した高タンパク・低カロリーの栄養補助食品など。 加圧トレーニング前後にプロテインを摂取すると、筋肉生成が促進されるのでよりトレーニング効果が増します。

「む」からはじまる加圧用語

【無酸素運動】

脂肪や糖質を使わずに、筋グリコーゲンやATP(アデノシン三燐酸)を一気にエネルギーに変えて行う運動のこと。
100mダッシュや強度の高いレジスタンス運動などは、呼吸をほとんど止めた条件で激しい運動することを特徴にしているため、その運動のためのエネルギー生産は無酸素的(解糖系)エネルギー代謝に依存する無酸素運動である。グルコースやグリコーゲンがエネルギー源となり乳酸を生成するので、短時間で疲労する。これに対し、テニスやマラソンなど比較的長時間にわたる軽運動は、酸素を筋肉に十分送り込みながら運動するので、グルコース、グリコーゲンのほかに脂肪酸をエネルギー源として酸素で分解してエネルギーを生産する。乳酸の生成が少ないので長時間運動継続できる。スピード養成期には無酸素運動が、スタミナ養成期には有酸素運動がトレーニングの中心になる。

「ゆ」からはじまる加圧用語

【有酸素運動】

十分な呼吸を維持しながらできる運動のこと。継続的に組織や細胞に酸素を供給することにより脂肪や糖質を酸素によってエネルギーに変えることができるため、脂肪燃焼に効果敵な全身運動です。
一般的には20分程度続けて行うことにより脂肪が燃焼し始めると言われています。
代表的な有酸素運動は、ジョギング・ウオーキング・水泳・エアロビクス、ダンスなどです。
加圧トレーニングの後に有酸素運動を行うと、より効果的に脂肪燃焼がされると言われています。

「ら」からはじまる加圧用語

【ランニング】

競争を目的として,できるだけ速く走ること。健康維持・増進や楽しさを目的として自分のペースでゆっくり走るジョギングと区別される。

「わ」からはじまる加圧用語

【ワイドグリップ】

肩幅よりも広い幅でバーを握るトレーニング方法。
ワイドグリップ・チニング(懸垂)や、同様に広いグリップ幅で行うワイドグリップ・ベンチプレス等がある。
体幹筋に刺激が伝わりやすい反面、可動範囲が狭くなる場合もあるので注意が必要。

【ワイドスタンス】

特に下半身のトレーニングを行う際に用いられる、脚幅を広くして立つ方法。肩幅より広く、深くしゃがめる位が適度な幅とされる。

「英数字」からはじまる加圧用語

【BMI】

ボディ・マス・インデックス (Body Mass Index) の略。「体重 (kg) ÷身長 (m) ÷身長 (m)」で算出されます。肥満度を測るための国際的な指標。医学的に最も病気が少ない数値として 22 を「標準体重」とし、18.5未満なら「低体重」、18.5以上25未満を「普通体重」、25以上を「肥満」としています。

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